アナログ盤のデジタイズに関する報告

 昨日、今日の週末は天候にも恵まれ、昨日は西荻に散歩がてらインドカレーを食べに出かける。上着を着ていると汗ばみそうな陽気で春らしい。
 目的のお店は「シタール」という店、これまでも何度か来てみたが、いつも昼時のためか行列ができたいたため断念してした。今回は少し遅めだったこともあってなんとか入ることができた。
 この店の看板はなんといっても店員のインド人娘?、恐らく店主のお嬢さんなのであろうが、眼がぱっちりでスリムで美人、そして流暢な日本語で語尾を通常より2拍ほど伸ばす。それが、なんともお店の名前のごとくシタールの調べのごとくである。
 カレーは、エビカレーをスーパーホットで注文した。ナンも結構大きくてカレーともどもまずます美味しくいただいた。
 
 話はここからが本題である。このところずっと個人的な懸案で、テストを重ねていたアナログレコードのデジタイズについてである。
 まず、アナログ・サウンドをデジタルに変換するにはそのためのインターフェイス(ハードウェア)が不可欠である。これは、TascamというTEACのプロ仕様ブランドから発売されているUS-100という1万円を切る製品を購入。
 先月のうちに動作については確認済み。その時点では、動作を中心に確認して時間ができてからということで今回というわけである。
 
 まずは、デジタル化するレコードであるが、これはCDが入手困難なものを優先して考え、あの「クロスオーバー・イレブン」の初代テーマ音楽であるAzymuthの"Vôo Sobre O Horizonte"収録の"Águia Não Come Môsca(日本タイトル「涼風」)"を選択した。CDは2000年頃にブラジル盤?が出ていたらしいのだが、AmazonのUSでも、そのほかのネットショップでも出てこないという状態だ。
 
 盤に針を落とす前に念入りにクリーナーで盤面に磨きをかけホコリを除去、カートリッジOrtofon"MC 10 Super"の針先をクリーニング。何度か針をおろし全体のレベルをUS-100のInputライトがなるべく赤くならないように入力調整。
 Mac側でのレベル調整は不可のため、US-100側で調整しなければならない。ここは、ツマミでの調整でかえって容易だといえる。
 
 レコーディングするソフトウェアについては、AdobeのSoundBooth CSやAppleのSoundtrack Proもインストールしてはいるが、今回はUS-100に付属していたフリーのAudacityを使用した。
 このAudacityの録音には思わぬ便利な機能が付属していた。なんと音レベルで録音中にポーズができる、つまり音のレベル(ユーザで設定可能)が設定値を下回れば録音が止まるというわけだ。
 これで、片面そのままにして約20分の間は、別のことができる。その結果、録音したものがこれである。

 ◆Recording Original(MP3 44.1KHz 125k Stereo)
(25秒だけでMP3だから大丈夫だよね、ダメだったら消すけど…)
 
 盤面をきれいにしたつもりではあるが、かなりのスクラッチ(パチパチ)ノイズと針が溝をトレースする際のノイズが入ってしまっている。そこで、AudacityやSoundBooth CSを使って見たがどうも音がワンワンと回る感じになってしまって却下。
 今度は、SoundBooth CSでノイズ部分を手作業で修復してみる、これはかなり効果があったが、いくらやってもキリがないほど手間がかかり、これまた却下。
 
 そこで、Sound Itにスクラッチ除去機能があることを思い出し、体験版を使ってみるが…納得のいくものではなかった。どうしたものかと思案して、ネットを検索、そこで見つけたのがシェアウェアのClickrepairである。
 これはかなりの優れものである、Audacity同様、mac、winどちらもあって4000円と比較的安価。とはいえノイズリダクション単機能であるので、それなりにレコード枚数がないと…と感じる方もいるだろう。
 かくいう当方もまずは試用からということで使ってみた。
 
 なんとビックリ…wavファイルを読み込んで、設定をDefault LPにして処理開始。Sound Out PutでInとOutで処理前と処理後の音を確認できる上に処理されるノイズのみをモニターすることも可能なのだ。ただモニターしていると処理速度が実時間かかってしまうので要注意。
 その処理されるノイズを聴くとこのソフトの能力が高いことがよくわかるのだ。アナログのノイズを一発で除去するなどということはまず不可能、そのうえほどんどのスクラッチは取り除けている。以下のファイルでご確認あれ。

 ◆cr_test(MP3 44.1KHz 125k Stereo)
 
 あとは、ヒス(トレースの音)ノイズを極力減らしたい。そこでClickrepairとおなじところ開発のDeNoiseを使ってみる、使い勝手はClickrepairとほぼ同じ、ファイルを読み込み、設定をVinylにしてStartを押すだけ。コチラにはDeNoise LFというHumノイズ系を除去するソフトも付属、こちらは今回の音源に対して良い効果はなかったことを付け加えておこう。こちらも処理中のモニターが可能、価格も同じ4000円。

 ◆cr_nr_test(MP3 44.1KHz 125k Stereo)
 
 あとは、AudacityやSoundBooth CSなどを使って曲ごとに切り分け作業、自動化可能なAudioSlicerなるソフトを試してみたが、いまいちうまくいかなかった、読み込める形式がMP3というのもちょっと…。
 結局あとは手作業で切り分けMP3変換、そしてMP3 ID3X上でTag付けをおこなった。

 まあ、最初のデジタイズ時に音楽の実時間がかかること、多少のノイズはしょうがないかな…と感じがするし、アナログの音の感じもそれはそれで捨てがたいところもあったりするしで、現状この段取りでおりを見ながらデジタイズに取り組むことにしたい。
 なお、休み明けにはノイズ除去ソフトの正式購入をしょうと考えている。

 一応商売でやっている某社のサンプルを聞く限り、それよりはいい出来なのではと思う。その某社LP一枚3150円でやってくれるそうな…ジャケット、盤面などの印刷もやってくれるみたいだが…。
 これで、手元のアナログ盤のうち少しでも持ち歩けるようになれば…。どこまで出来るかは、完全に意思と時間の問題だ。
 

テーマ:音楽のある生活 - ジャンル:音楽

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暇をみつけてゆっくりとやります

どうも、なかなか本格的な春が来ませんね。

> いつか僕も挑戦するときがくるかもしれません。そのとき参考にさせていただきます^^。
> あ、TascamとTEACって、そういう関係だったんですねー。

ちょっと試行錯誤を繰り返していましたので時間がかかってしまいました。Audio Interfaceをもっと高性能なものにして24bitで取り込めば、保存データとしてはいいのかもしれませんが…。
MP3で聴くことを考えれば、現状で十分な気もしてます。
暇を見つけて地道にやっていくしかないですね。まあ、それも改めてアナログで音楽を楽しめると考えれば悪くはなさそうです。

TEACもそれなりにマニアックですが…(笑)。

いつか僕も挑戦するときがくるかもしれません。そのとき参考にさせていただきます^^。
あ、TascamとTEACって、そういう関係だったんですねー。
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  • Author:KsbcKSBC
  • 不惑の年をとうに過ぎてしまったオヤヂのモノローグ
    日々是、思いのままにならぬことばかり。そんなオヤヂの日々。

    読んだ本、手に入れたCDからフライフィッシング、サッカーなんかについてだらだらと…。
    ちなみにMacユーザ歴は20年ですが、最近はめっきり…。

    読んでいただいてありがとうございます。せっかくですから、何か書いていっていただければ幸いです。
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