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P.ロビンスン「余波」<上><下>読了

Aftermath 昨日(土曜)は、新洗濯機の到着と衆議院選の期日前投票となんとなくばたついた一日であったが、本日はゆったりと阪神-読売戦観戦と選挙報道を満喫の一日となった。
 今シーズン最後の甲子園での読売戦は、そこそこ見応えのある内容で、3連戦での勝ち越しと5カード連続の勝ち越しという充実の結果。
 選挙は、ここで書くまでもなく政権交代が実現という、自民党にとって「ミゾウユウ」の敗北。さてさてこれからのお手並み拝見、民主党といたところ。

 忘れないうちに書いておくが、Snow LeopardでのiTunes-Lameであるが、昨日使って見ると問題なく使えた。何が原因なのかは不明であるが、取りあえず良かった。

 で、そんななか世の中の動向とは無関係にピーター・ロビンスン「余波」<><>(講談社文庫)を読み終えた。これまた、バリバリの新刊である。
 前作の「エミリーの不在」の国内出版が2006年なので、ほぼ3年ぶりのバンクスものの新刊ということになる。今回も上下二巻での登場。実際のところほぼ毎年一作のペースで書かれているんだから、講談社ももう少しがんばって欲しいと思うゾ。

 さて、今回はこれまでの作品とは雰囲気の違うショッキングな血飛沫の飛ぶオープニングとなった。住宅地のある家で、夫婦間トラブルとの通報で警官2名が出動。
 踏み込んだ家の中で警官が見たのは、殴られて倒れた女性、そして地下室に踏み込んだ警官が見たものは…ベットに縛りつけられて息絶えた少女。
 そこへ鉈をもって現われた男が男性警官に襲いかかる…。

 犯人はもうひとりの女性警官が格闘の末、取り押さえられるのだが、男性警官は死亡、犯人も警棒で殴られ意識不明の重体となる。さらに地下室には、数体の死体が…。
 事件は、DV騒ぎから近隣で発生していた金髪少女の行方不明の真相究明…連続少女誘拐殺人へと突き進んでいく。

 捜査の責任者は、金髪少女の行方不明を負っていたバンクスに託される。意識不明のままの容疑者から供述をとることは不可能。
 その妻ルーシーも事件前後の記憶があいまい。しかし、暴力を振るわれていたとはいえ、同じ家の中で行われていた監禁・変態行為に気がつかなかったのか…?

 捜査をすすめるバンクスには、犯人を捕らえた女性警官の行動も過剰では…との心配やら、別居中の妻が若い男の子を妊娠したり、部下との恋愛やらが…。
 そのうえ、犯行現場からは6人分の死体が出てきて、2人の身元が不明、あげくに行方不明の少女のひとりは、発見されず。
 やがてルーシーには、驚くべき過去が…。

 いやいや、ページをめくらせる。かといってアメリカのサイコものとは、全く違った味わい。おどろおどろしくない、これはバンクスのキャラクターによるところか。
 事件の背景だけでなく、関わる人間の心のひだみたいなものが描かれて、真相を追うだけでない物語となっている。上下二巻のボリュームを感じさせないテンポと手応え。
 さずが、ロビンスンといったところ、次作の登場が待ち遠しい限りだ。

テーマ:ブックレビュー - ジャンル:小説・文学

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K様

ご無沙汰様です。
パナソニックから、一眼の小型出ましたよ!

女優の樋口可南子も、太鼓判らしい…
ですよ。

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20090902_312478.html
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  • Author:KsbcKSBC
  • 不惑の年をとうに過ぎてしまったオヤヂのモノローグ
    日々是、思いのままにならぬことばかり。そんなオヤヂの日々。

    読んだ本、手に入れたCDからフライフィッシング、サッカーなんかについてだらだらと…。
    ちなみにMacユーザ歴は20年ですが、最近はめっきり…。

    読んでいただいてありがとうございます。せっかくですから、何か書いていっていただければ幸いです。
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