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J.カーリー「毒蛇の園」読了

A Garden of Vipers 異次元人ボルトの大活躍で盛り上がる世界陸上ベルリン大会。しかし、○田裕二のお前いったい何様?状態の進行と深夜に絶叫の実況にはかなり辟易な今日この頃である。
 映像を見ていれば選手たちの姿やその緊張、雰囲気は十分に伝わって来ているのだが、その場にいて興奮してしまっているようではアナウンサーとしての職業を全うできていないのではなかろうか…?放送する側ももう少し考えて欲しいものだ。

 で、そんなこんなであるが、今週はじめには読み終えていたのであるが、何となくそのままになっていた如何物?ジャック・カーリーの「毒蛇の園」(文春文庫)である。
 デビュー作でその動機に「そんなのありかよ…」と唖然となり、次作は「あれれっ、ちょっとまとも?」となり…で、真価を問う第3作。そんなことで、それなりの期待もあって新刊で購入。

 当然、主人公は前2作同様、どこかひょうひょうとして刑事らしくない?カーソン・ライダー。
 今回は、前作でカーソンといい仲になった地元TV局の記者ダニエルと付合いのあった若手女性記者が惨殺される。さらに、精神科医が殺され、その動機も見えてこないまま捜査に当たるカーソンと相棒ノーチラス。

 その最中、カーソンは、ダニエルがTV局オーナーとねていたことを知り傷心する。そんな状況ながら、何となくのように手がかりを掴んでいき、殺人の陰にサイコな人物が見え隠れするようになる。
 さらに、いけ好かない俗物のオーナー・ファミリーの暗部まで明らかになってくる。

 サイコなルーカスなる人物は、いったい何者なのか?そして、殺人の目的は何なのか…?やがて、ダニエルとカーソンに迫る危機、スピード感とダイナミックな展開もあって、当然のことながら意外な、ある一点に向かって収束していく。
 
 サイコとサスペンスとをうまくミックスして、さらにアメリカらしい俗な展開も用意しつつと、ずいぶんこなれて来ている感がある。でもデビュー作の衝撃を超えてないよなぁ。
 まあ、今回はこれはこれで合格点ということにしておこう。

 正直なところ、もっとバカミス的な味をこの人には期待しているのだが、作を重ねるごとにまとまってきて、ある意味期待を裏切っている。
 次作は、カーソンのサイコなアニキが全面登場となるらしいので、大いに期待である。

テーマ:ブックレビュー - ジャンル:小説・文学

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  • Author:KsbcKSBC
  • 不惑の年をとうに過ぎてしまったオヤヂのモノローグ
    日々是、思いのままにならぬことばかり。そんなオヤヂの日々。

    読んだ本、手に入れたCDからフライフィッシング、サッカーなんかについてだらだらと…。
    ちなみにMacユーザ歴は20年ですが、最近はめっきり…。

    読んでいただいてありがとうございます。せっかくですから、何か書いていっていただければ幸いです。
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