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かなりなくせ者、The Shins

The Shins 今日はかなりさわやかな一日だったが、うちは連れ合いと二人そろって気候の変化に体調がついていかずで恒例の散歩は中止となった。
 気になる阪神vs.ヤクルトは、我が家で阪神戦の中継が見られないヤクルト持ちゲーム。4連戦というのにかなりなストレスな週末である。本日は読売が破れる幸運、タイガースはなんとか引き分け。明日以降は、ちょっといいところが欲しい。

 で、野球とは関係ないがCDネタである。かなりいいと聞いていたが、The Shins。こいつにはちょっとやられた。
 という訳で、最近入手のThe Shinsの3rd."Wincing the Night Away"(2007)と2nd."Chutes Too Narrow"(2003)の2枚である。
 "Wincing the Night Away"はヤフオクで、"Chutes Too Narrow"は、先日渋谷のHMVで購入。2枚合わせて3000円ぐらいだったかな。
 The Shinsは、アルバカーキのFlake MusicというバンドのJames Mercerを中心に結成された5人組バンド。ニルバーナのSub Popと契約して2001年に1st.を発表して、その筋では高い評価を得ている。

 まずは3rd.の"Wincing the Night Away"から、なんでかというとこちらを先に入手して聴いたからということ。実はこのバンド前から気になっていて、ネット上でちらっと聴いて、これはちゃんと聴かんといかんな、と思った次第。
 で、これはかなりの傑作アルバム、前作から4年、レーベルにもお尻を決めないで作らせて欲しいと宣言して、かなり入れ込んで作ったアルバムとのこと。
 
 全体に不思議なエコーがかかったサウンド、メンバーもこのエコーをゴーストと呼んでアルバムのキーとしているようである。もちろん、エコー・サウンドだけがいいのではない、楽曲もすばらしい。何回でも聴きたくなるかなりひねくれたフックのあるメロディ。
 突き抜けそうで突き抜けない不思議でメランコリックなんだけど、まとまりのあるロックとしての醍醐味ももったバンド・サウンド。とにかくスキの無い緻密なサウンドにグッと来た。
 なにやら不気味な細胞のような不思議なイラストのジャケットも中身とマッチしている。

 これに気をよくして2nd.の入手とあいなったわけである。
 この2nd.は3rd.に比べるとストレートでシンプルといえる、そのぶんメロディのよさがわかる。やっぱり、ちょっとひねった感じが持ち味。ジャケットのあっけらかんとしたイラストほどは突き抜けた明るさはない。
 こちらを先に聴いていたら、今回のように間を置かずほかの作品を手に入れたかどうかは微妙、そういった意味で3rd.から聴いたのは個人的に正解だった。
 
 今後が気になるバンドである。とにかく、3rd."Wincing the Night Away"は、今年ゲットの1、2を争う作品といえる。もちろん、ここしばらくのヘヴィ・ローテのメンバーである。

テーマ:本日のCD・レコード - ジャンル:音楽

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  • Author:KsbcKSBC
  • 不惑の年をとうに過ぎてしまったオヤヂのモノローグ
    日々是、思いのままにならぬことばかり。そんなオヤヂの日々。

    読んだ本、手に入れたCDなんかについてだらだらと…。

    読んでいただいてありがとうございます。せっかくですから、何か書いていっていただければ幸いです。
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