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T.ルイス「ゲット・カーター」読了

Get Carter 先週からほぼ落ち着いた日々となっているのだが、天候が不安定なこともあって腰の調子がよろしくない。週末には良くなって欲しいものである。
 そろそろ釣りにも行きたいなと思う今日この頃、週末にはタイイング・道具の手入れもしないといかんよね。

 という現状であるが、一昨日の晩にテッド・ルイス「ゲット・カーター」(扶桑社ミステリ)を読み終えていたのを忘れていた。ちょっとのんびりしていたので、気持ちがゆるゆるしていたせいかも知れない。
 これは新刊で購入したもの、先週ぐらいまでにとりあえずのお手元本を読み終えたので、何か無いかとあたってみたところ本作に遭遇したというわけである。

 著者、T.ルイスは英国のハードボイルド作家(40代で死んでしまったらしい)。彼の第2作でノワールの傑作との評価がある作品とのこと。さらに「狙撃者」というタイトルで映画化もされ、本国ではこの映画も高い評価されているとあとがきに記されている。

 ストーリーは、主人公ジャック・カーターが兄フランクの死の真相を探るために故郷ドンカスターへ戻ってくる。ジャックはロンドンでそれなりに危ない世界を渡ってきたやり手で、そこらへんの話は故郷でも知れている。
 カーターの一人称で話は進んでいく、昨今のノワールほど(?)徹底したものは感じられないが、兄の死に対する彼の強い気持ちが感じられる。

 兄と関係のあった昔なじみをあたり、紆余曲折しながら、意外な理由で兄が死に至ったことが見えてくる。兄の復讐に突き進むジャックの運命は…。
 舞台が70年代の英国ということもあり、大向うを唸らせるような派手な展開は無いのであるが、じっくりじっくりと真相を突き止めていくジャックの姿は、確かにかっこいい。

 ルイスが生きていたら、この過激な現代に合わせた強烈な作品をものしているやもと思うと残念な感じはしないでもない。
 この後もジャック・カーターものが書かれているらしいので、次を期待したい。

テーマ:海外小説・翻訳本 - ジャンル:小説・文学

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  • Author:KsbcKSBC
  • 不惑の年をとうに過ぎてしまったオヤヂのモノローグ
    日々是、思いのままにならぬことばかり。そんなオヤヂの日々。

    読んだ本、手に入れたCDからフライフィッシング、サッカーなんかについてだらだらと…。
    ちなみにMacユーザ歴は20年ですが、最近はめっきり…。

    読んでいただいてありがとうございます。せっかくですから、何か書いていっていただければ幸いです。
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