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P.ジェイムズ「1/2の埋葬」<上><下>読了

Dead Simple 年度末も何とか乗り切っり、何とか落ち着いた日々となった。
 今週は、どこかで1日休もうと思っていたのだが、あまり出たくはないが歓送迎会みたいなものがあって、ちょっと無理みたい。とはいえ、本日は阪神タイガースが開幕5連勝でいい気持ち。

 そんな感じで、読書も進む。以前から「良い」との噂だったピーター・ジェイムズ「1/2の埋葬」<><>(ランダムハウス講談社)を先程、仕事の待ちの間に読み終えてしまった。これは駅前の●ook Offで1冊250円でゲットしたもの。

 なかなか面白い。今年これまで読んだ中では、一番の作品だ。
 これまで、ホラー作家というイメージでこのP.ジェイムズの作品は読んだことがなかったのであるが、最近は、ミステリ方向へ舵を取っているとのことである。もともとホラー系の作家ということもあり、ホラーの味付けも軽くされているあたりも心憎い。
 かといって、今のところ過去の作品まで手が伸びるというところまでちょっと…と言う感じ。

 週末に結婚式をひかえた若き不動産業経営者マイケルは、友人たちにスタグ・ナイト(アメリカで言うバチェラー・パーティ)のいたずらで棺桶に入れられ、埋められてしまう。
 その直後、マイケルを埋めた友人たち4人が交通事故で全員死亡、マイケルの行方を知るものはいなくなってしまうのであった。マイケル自身以前からスタグ・ナイトではかなりきついいたずらをしかけていたこともあり、マイケル自身が何かたくらんでいるのではとまで思われてしまうありさま。

 なんとも、強烈な仕掛け!で事件は始まってしまう。そのうえ、マイケルと外界を繋ぐトランシーバを拾ったのは、知的障害のある若者でマイケルの助けを求める声は、右から左へ受け流されてしまう。
 空腹と渇き、狭い空間、そして水が…。

 その捜査にあたるのが、妻が失踪してしまった中年警視グレイス。これまでもいくつかの難事件を解決し、それなりに出世はしているが、その解決に彼ならではの手法をとっている。
 その他、マイケルの美しい婚約者アシュリー、共同経営者マークなどなどそれなりにクセのある人物が登場してくるのだが、次々と予想を裏切る展開が待ち受けている。
 グレイス警視は、マイケルを救い出すことが出来るのか…?

 最終盤が、最初とは同じお話とは思えないほどのスピード感あるアクション展開に…。
 とにかく、ページをめくる手が止まらない、アッと言うまに上巻を読み終え、さらにスピードが上がる下巻であった。

 この作品、グレース警視モノの第1作ということで、もうすでに次作が待ち遠しい。
 次は、レギュラーとなったF.P.ウィルスンの「黒い風」だ!こいつも楽しみだ。

テーマ:海外小説・翻訳本 - ジャンル:小説・文学

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  • Author:KsbcKSBC
  • 不惑の年をとうに過ぎてしまったオヤヂのモノローグ
    日々是、思いのままにならぬことばかり。そんなオヤヂの日々。

    読んだ本、手に入れたCDからフライフィッシング、サッカーなんかについてだらだらと…。
    ちなみにMacユーザ歴は20年ですが、最近はめっきり…。

    読んでいただいてありがとうございます。せっかくですから、何か書いていっていただければ幸いです。
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