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K.ブルーウン「アメリカン・スキン」読了

AMERICAN SKIN やっとこさ落ち着いた日々となった。昨晩は、久しぶりに新宿の●ower Recordによって新譜を3枚衝動買いしてしまった。とはいうものの、まだちゃんと聴いていないので、週末あたりを目標に書くことにしたい。
 
 で、S.スミスと<始末屋ジャック>に横やりを入れられて小休止となっていたK.ブルーウン「アメリカン・スキン」(ハヤカワ文庫)を一昨日の晩にやっと読み終えた。
 これは、書店でカバーの写真に惹かれて、「イスタンブールの群狼」と一緒に新刊で購入したもの。

 K.ブルーウンは、「酔いどれ」シリーズでそれなりに人気のある作家らしいのだが、酒をたしなまない(というより好きでない)ので、近づかない作家だったわけである。
 「酔いどれ」シリーズではないが、多分次は読まないだろうな…。
 主人公のスティーブは、アイルランド人。故郷アイルランドで大金を手にし、アメリカに渡ってきたのであるが…。どこへ行ってもアイルランド人だと言われ、それが気に入らないスティーブ。
 故郷から恋人シボーンを呼び寄せてメキシコで、暮らそうとするのであるが、アメリカでの世話役(?)ファンの女と出来てしまい…。またまたこの女シェリーが飛んでもない女だったりするの。

 そして、もう一人飛んでもない男、異常者デイドが登場。ドラッグと酒と暴力がそこら中で吹き出してくる。そのうえ、大金を手にしたときの仲間、IRAの闘士ステイプルトン(こいつも筋金入りの危ないヤツ)が追いかけてくる。やたらと危ないヤツばかりが登場して、話はどこへ行くのか…となるのであるが、ちゃんと落ちるところへ落ちていく結末には、唸らせるものがある。

 文章の端々にクラッシュやらカントリーやらモトリー・クルー(だったかな)が引っ張られていて、音楽にそれなりの造詣があることを偲ばせるし、登場人物の心理を描く筆致は文学的すらある。「アメリカン・スキン」はB.スプリングスティーンの曲らしい。
 
 そのうえ、興味が切れそうになると何かが起こってうまく次へ繋げるところなどは、巧いと思わせるのであるが…。
 とにかく、要所要所で酒が絡むのであるが、なにやらそこら辺がしっくりこない。そこが一番後味として残ってしまっている。まあ、知らずに読んだこちらが悪かったといえば、それまでなのだけどね。決して悪くはない、こちらとの相性が悪かった。

 ということで、他の作品を読むことは無さそうである。

テーマ:海外小説・翻訳本 - ジャンル:小説・文学

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  • Author:KsbcKSBC
  • 不惑の年をとうに過ぎてしまったオヤヂのモノローグ
    日々是、思いのままにならぬことばかり。そんなオヤヂの日々。

    読んだ本、手に入れたCDからフライフィッシング、サッカーなんかについてだらだらと…。
    ちなみにMacユーザ歴は20年ですが、最近はめっきり…。

    読んでいただいてありがとうございます。せっかくですから、何か書いていっていただければ幸いです。
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