酒見賢一「中国雑話 中国的思想」読了

China Chaina 昨晩からの気持ち悪さが目覚めてしばらくは残っていたが、なんやかやとバタバタしているうちに気がつけば何ともなくなっていた。少しお腹を冷やしてしまったのかも知れない。
 とりあえずは、大したことなくて良かった。

 で、昨晩は少し体調不良ではあったが、酒見賢一「中国雑話 中国的思想」(文春新書)の十数ページの読み残しを読み終えた。
 本作は、昨年の10月に出たものであるが、まったく見過ごしていた。酒見賢一が新書出だすような内容の作品を出すとは思いもしなかった、というわけである。それをAmazonの古書で定価より少しだけ安く入手。
 とりかかったばかりだった「イスタンブールの群狼」を中断して、こちらを先に読んでしまった。
 感想としては、面白さという面では、小説ではないこともあって今一つ思ったほどではなかった。かといって、読んで損したというほど悪くもない。いままで、あまり興味の無かった方面のことが気にならせるほどの何かはあった。
 まあ、NHKラジオ「中国語講座」のテキストに連載されたもので、著者も肩の力を抜いて書いたものらしいので、こちらもそんなつもりで読んでみるのがいいようだ。

 取り上げられた項目は、劉備・仙人・関羽・易的世界・孫子・李衛公問対・中国拳法・王向斎の8つ、前半の3つはそれなりに興味もなくはなかった。三国志や孔子ものの流れにあるので、作者の小説世界の背景という面でも「読める」のだが…。
 
 孫子については、以前から読んでみたいと思っているのではあるが、いろいろ出ているもののどれを読んだものやら迷ったまま迷いっぱなしの青木ケ原の樹海状態。

 後半の3つは、さっぱり読書的興味はないもので、さっぱりこりゃどうすべ…などと思っていた。
 しかし、意外や意外、中国に数ある拳法を太極拳方面(ゆっくりとしたうごきのもの)をメインに紹介、その達人たちの想像を超えた能力(ほとんどスーパーマン的)、相手が触るか触らないかのその刹那、気がついたら壁に飛ばされていたとか云々にはまったくしてやられた感じである。

 もちろん、いまさら太極拳やらをマスターしようという方向へは気持ちは傾くことはないが、この達人たちの生き様についてもう少し知ってみたいという気持ちにさられた。

 孫子については、やっぱり青木ケ原から抜け出てきちんと読んでみないといかんね。そんな感じ。

 次こそは「イスタンブールの群狼」だ!

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    読んでいただいてありがとうございます。せっかくですから、何か書いていっていただければ幸いです。
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