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F.P.ウィルスン「異界への扉」読了

Conspiracies いやいや、ここのところF.P.ウィルスンに嵌ってしまっている。彼の作品の多くを貫く世界観にぐぐっと引きつけられてしまっているのだ。
 そのうえ意外に古書店などで簡単にお安く入手できるという、お手軽さも手伝って一気に突き進んでいる感じである。
 あとがきなどを読んで、邦訳作品を確認してみると少し前(4~5年前か?)に「密閉病室」というのも読んでいた(すっかり忘れていた)。

 で、「異界への扉」(扶桑者ミステリー)は、<始末屋ジャック>シリーズの2作目とのこと。最初にジャックが登場する「マンハッタンの戦慄」は、正式には<アドヴァーサリ・サイクル>もので、「神と悪魔の遺産」がシリーズ第一作?ということのようだ(正直なところどっちでもいいのであるが…)。
 「神と悪魔の遺産」は、始末屋稼業にスポットを当てたものらしいので、ちょっと後回しにして、<アドヴァーサリ・サイクル>の一環である「異界への扉」からとりかかることにした。
 今回のジャックのお仕事は、いなくなってしまった超常現象マニアの妻メルを探すこと。何ゆえジャックだったのかの問いに夫ルーは、突然夜中にテレビの中から妻の声が聞え、ジャックを指名したとのこと。
 ルーとともにホテルで開かれる超常現象マニアの集会に参加し、メルの行方を探るが、この集会に参加している人間は????なヤツばかり。ペットのサル"マウリッキオ"をつれた会長サル(シャレではないサルバトーレ)・ローマも極めて怪しい。

 そのうち、受付をしていた女性が無残な姿で殺される。さらに、ジャックの部屋にどこからともなく装置の部品らしきものが入れられた木箱が出現する。
 それと前後するように、黒スーツの2人組が現れたり、サルとも犬ともつかぬ不気味な生き物に命を狙われるジャック。
 メルの行方は、さっぱりつかめない。同時に頼まれた仕事もこなしながらで、それはそれで面白い。
 しかし、超常現象マニアはどこの国も同じだな…。
 
 またまた、あらたな木箱の出現をきっかけに、お話は一気にスピードアップ、<アドヴァーサリ・サイクル>の一環である「異界」がその口を広げてくるのだ…ネタバラシになり恐れがあるのでこのくらいにして。
 
 フィナーレに向けて、「ナイトワールド」よりあっさり進んでしまうのであるが、以後も続くシリーズということで、これはイントロダクションと考えれば、いいかな。
 今後、<始末屋ジャック>シリーズは、ローマが重要な鍵を握るらしい。まだまだ、作品は続くので楽しみである。

 現在、上下2冊を210円で手に入れた「触手(タッチ)」に侵攻中、以後しばらくはF.P.ウィルスンが続きそうだ(笑)。

テーマ:今日の本。 - ジャンル:本・雑誌

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  • Author:KsbcKSBC
  • 不惑の年をとうに過ぎてしまったオヤヂのモノローグ
    日々是、思いのままにならぬことばかり。そんなオヤヂの日々。

    読んだ本、手に入れたCDからフライフィッシング、サッカーなんかについてだらだらと…。
    ちなみにMacユーザ歴は20年ですが、最近はめっきり…。

    読んでいただいてありがとうございます。せっかくですから、何か書いていっていただければ幸いです。
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