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遅ればせながら松本清張「鬼火の町」読了

鬼火の町 今月初めには読み終えていたのだが、なんとなく機会を逸していた松本清張「鬼火の町」(文春文庫)である。
 忘れないうちに書いておかないとそのまま忘却の彼方に去っていきそうなので(中身の話ではなく、こちらの書き込みがね)…。
 これも西荻の古書店で300円ぐらいだったかな。ちょっと割高なのだが、時代物が読みたかったのとテレ朝で「点と線」をやったこともあって、松本清張の印象が強かったためか?
 時は天保年間、自分の縄張りで2体の土左衛門があがった事件を追う名うての岡っ引き藤兵衛。その一人は、江戸城の屋根の葺き替えを手がけた職人、もう一人は船頭。
 この2体の土左衛門には、腹に当て身の跡が残っていた、腑に落ちない藤兵衛は、付近の川底をあらう。そこから見つかったのは、女物の豪華な煙管、はたしてこの煙管の意味するところは?

 やがて上司の同心川島から探索をやめるようにとの沙汰が下る。それでも謎を追う藤兵衛のいく先々に川島が現れる。さらに大奥から宿下がりしていた女中がさらわれる。
 藤兵衛は、女中の顔見知りの旗本釜木進一郎とともに謎を追うが、巨大な圧力がのしかかる。

 最後は、昔話という形で事件の顛末がそれとなく語られるという、憎い演出となっているのだが、ちょっと物足りない。ただ、権力を持つ悪に挑んでいく藤兵衛とその手下、釜木進一郎の姿は、清々しい、いかにも清張という感じである。

 ただ、「西海道綺談」ほどの荒唐無稽さは当然ながらない。そこまでのものは長さからいっても期待してなかったが、もう少し暴れてもらってもよかったと思う。

 お次ぎは、F.P.ウィルスンの「ナイトワールド」へ進行中。これから来年にかけては、ここのところのコナリー・ブームの代わりにF.P.ウィルスン・ブーム到来か(あくまでも「マイ」ね)?
 CDは、P.Gabrielの紙ジャケが出たしね。まったく追いつきません…。

テーマ:今日の本。 - ジャンル:本・雑誌

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  • 不惑の年をとうに過ぎてしまったオヤヂのモノローグ
    日々是、思いのままにならぬことばかり。そんなオヤヂの日々。

    読んだ本、手に入れたCDからフライフィッシング、サッカーなんかについてだらだらと…。
    ちなみにMacユーザ歴は20年ですが、最近はめっきり…。

    読んでいただいてありがとうございます。せっかくですから、何か書いていっていただければ幸いです。
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