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F.P.ウィルスン「マンハッタンの戦慄」<上><下>読了

 昨晩は、ホットカーペットの上で不覚にも眠ってしまった、30分前後の時間だったと思うのだが、慌てて寝室へ。しかし、現実は厳しかった。軽く風邪気味である。ここのところグッと冷え込んできたので気をつけなくては…
The Tomb
 昨日も遠方への打ち合わせ帰りの電車の中で、F.P.ウィルスン「マンハッタンの戦慄」<><>(扶桑社ミステリー)を読み終えた。それ以外にも松本清張も読み終えているのであるが、とりあえずこちらを先に。
 2冊セットで駅前の○ook Offでゲット。前から気になっていたのであるが、縁がなくて全然読んでいなかった。数年前は古書店でよく見かけたような気もするのだが、意識して探すと無いものである。何やら不思議な気がする(本当は、「ナイト・ワールド」を読みたかったんだけどね)。

 この2冊、カバーのイメージがちょっと違う気がするのであるが、上下の版数が違うことからデザイン変更が行われたのであろうか?ちぐはぐなのは、デザインが悪いからなのかも知れないが…。
 ちなみにこれは、「始末屋ジャック」シリーズの第一作目。以後4作(?)ほど翻訳されてるみたいである。
 さて、中身はオモテで処理できない様々な仕事を請け負う一匹狼ジャックが遭遇する闇との戦いを描いたもののようである。以後の作品を読んでいないので、全体を覆う世界観は不明ながら、どうやらH.P.ラブクラフトの作品に代表されるパルプ・マガジンの怪奇小説の世界観からの影響が大きいようである。
 それはそれで、学生時代から独身時代にかけて結構入れ込んで読んでた世界なんだけどね。

 で、今回ジャックが請け負ったお仕事は、元彼女の親戚の老女を探すことと、片腕のインド人外交官の身内の老女が奪われたネックレスを探し出すことのダブルブッキング。
 とりあえず実入りの良いネックレス探しからとり掛かるが、百戦錬磨のジャックは軽~くクリア。

 もう一つの仕事にとり掛かるのであるが、そこここに片腕インド人外交官クサム・バクティが現れる。何やら元彼女の元夫(ややこしい)の一族ウエストファーレン家とバクティには関係があるようである。
 そのうちバクティの妖艶な妹まで現れて…。

 老女の行方は不明のままその妹が行方不明に…、やがて彼女らを連れ去ったのが、クサムが操る古代インドの怪物(おおっ、これがクトゥールー神話の一環か!)ラコシだと判る。
 何ゆえクサムは、ウエストファーレン家を狙うのか、ジャックはどうやって「ラコシ」たちと戦うのか、もう理屈を超えた世界に突入しているのだが、なかなか羽目を外しきらない安定感(ぶっ飛びすぎないということね)。

 「ラコシ」が何ものかがわかってからは、アクションモード、所々に挟まれる英国統治時代のお話も効果的(もっとあってもよかった)で、なかなかの試合巧者ぶりである。トータルとしてかなり楽しめた。

 とりあえず、次なる目標ができたな。ところで、宝島の「このミス」が本日発売に、1位は…おっとそれは言わない約束でしょっ!

テーマ:今日の本。 - ジャンル:本・雑誌

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  • Author:KsbcKSBC
  • 不惑の年をとうに過ぎてしまったオヤヂのモノローグ
    日々是、思いのままにならぬことばかり。そんなオヤヂの日々。

    読んだ本、手に入れたCDからフライフィッシング、サッカーなんかについてだらだらと…。
    ちなみにMacユーザ歴は20年ですが、最近はめっきり…。

    読んでいただいてありがとうございます。せっかくですから、何か書いていっていただければ幸いです。
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