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喜国雅彦「本棚探偵」シリーズ2冊読了

本棚探偵 今朝、打ち合わせへ向かう電車(これが結構遠くへ行くので小一時間の移動)で、喜国雅彦「本棚探偵の冒険」(双葉文庫)を読み終える。
 きっかけは、これの続編の「本棚探偵の回想」(双葉文庫)を新刊で発見、その怪しい(いかにも探偵小説を彷彿とさせるカバーの)デザインに魅かれたというところ。

 その時は、これの前があることなど知る由もなく、とりあえず読み始めたら、もともと「小説推理」の連載エッセイだったらしく、「冒険」がかなり贅沢な仕様のハードカバーで出されていたことが判明した。
 そのまま、この本の著者の嫌いなBook ○ffで、「冒険」の文庫版を見つけて購入。前後逆転ながら、本日読み終えたというわけである。
 内容は、「探偵小説」や古書に興味がない人はまったく何のことやら意味不明なので、興味のある人だけ読んでね。

 著者は、まんが家であることは知っていたが、その作品は読んだことが無い、名のみゾ知るといったところ。香川の出身で年齢は3歳上である。
 比較的近い少年期を過ごしてきたと思われる。 
 2冊を通して、要所要所に書かれた少年期のマンガ作品や探偵小説の思いでに、おおっ、それ読んだぞ!などと、心で叫んでみる。
 とにかく、「探偵」としてのこだわりが面白い、そうそうとうなずくこともあれば、いやいやそれはやり過ぎでしょ…、と突っ込みどころ満載なのだ。

 さらに、学生時代から独身時代に多少入れ込んだ「探偵小説」や古書店通いの想い出が重なって、なかなかに楽しませてもらった。著者の時間と財力と熱い情熱が短期間に「本棚探偵」としての地位を確固たるものにしたことがひしひしと伝わってくる。
 少ないバイトの給料で食事の金まで惜しんでレコードと古書を買っていたことをしみじみと思い出してしまった(泪)。
 かといって、大した本が買えたわけではないし、蔵書となったわけでもない。

 本2作を読んで、手元にあるもの無いもの(実家の倉庫で腐っている恐れが大)を思い出しながら、日本の「探偵小説」に対する意識が再燃している状態である。
 さて、どうしたもんかな…思案のしどころであるが、そんなことで悩んでいては「本棚探偵」にはなれないことは明らかである(笑)。 

 その筋の人にはたまらなく面白い作品だと思う(大きなお世話か)。

テーマ:今日の本。 - ジャンル:本・雑誌

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  • Author:KsbcKSBC
  • 不惑の年をとうに過ぎてしまったオヤヂのモノローグ
    日々是、思いのままにならぬことばかり。そんなオヤヂの日々。

    読んだ本、手に入れたCDからフライフィッシング、サッカーなんかについてだらだらと…。
    ちなみにMacユーザ歴は20年ですが、最近はめっきり…。

    読んでいただいてありがとうございます。せっかくですから、何か書いていっていただければ幸いです。
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