J.ウーレット「黒体と量子猫」(1)(2)読了

Black Bodies & Quantum Cats いやいやこの一月半の間、かなり厳しい日々だった。まだ完全に終った訳ではないのだが、ひとつの仕事がほぼ終了に近づいてきた。気は抜けないのであるが山は越えたぞ!!

 先週の初めに読み終えていたのだが、時間が無くて書いていなかったジェニファー・ウーレット「黒体と量子猫」(1)(2)(ハヤカワ文庫)である。
 タイトルが示す通り科学もの。少し前のアミール D.アクゼル「相対論がもたらした時空の奇妙な幾何学」と同じシリーズの一冊(いや二冊)。かなりわかりやすい内容で楽しませてもらった。
 中身は、古典編のダ・ヴィンチから始まって科学の歴史を変えた、いや人類の生活を変えた様々な物理の発見と進展にまつわるお話。当然、最後は最近の究極宇宙論「ひも理論」まで書かれている。

 取っつきにくくならないように、ハリー・ポッターやちょっとした映画(どれも個人的には見たことも読んだこともないものばかりだったのだが)を引き合いに出しながら、無理なくわかりやすく書かれている。
 とかく、理論を説明すると、リアリティのない現実離れしたような(実はそれが現実なのだが)印象を与えて理解をしようとする回路が遮断されてしまいがちになるのだが、興味を外さないところで踏みとどまって書かれている。

 2巻ものであるのだが、個人的には相対論、量子論から宇宙論へ至る第2巻がより楽しめた。一章ごとにエピソードが終っているので、相対論・量子論はちょっと…と言う人も、第1巻だけでも問題はない。
 こういう本は、多分昔からあったのだろうが、中学、高校時代に読んでいたら、科学への興味はもっと広がったかも…。
 出てくる言葉を恐れずに読んでみることをお薦めする。

 次回は、イルミナティの第2部の予定。本当に面白くなるのか…?

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    ちなみにMacユーザ歴は20年ですが、最近はめっきり…。

    読んでいただいてありがとうございます。せっかくですから、何か書いていっていただければ幸いです。
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