アミール D.アクゼル「相対論がもたらした時空の奇妙な幾何学」読了

Einstin またまた、気持ちがマイナス方向へふれてきている今日この頃、正直なところこの歳になっても、30代とあまり変わらぬパターンで仕事をこなさなければならない立場に何やら釈然としない気になってしまったりしている。
 しかし、そんなことを思ってみても状況が変わる訳でもないので、とりあえず目の前のことから片付けることにするか…。
 
 そんな中、なかなか本も読む気にもなれず、読んでも進まずであるのだが、金曜の夜にアミール D.アクゼル「相対論がもたらした時空の奇妙な幾何学―アインシュタインと膨張する宇宙」(ハヤカワ文庫)を読み終える。
 以前にハードカバーで出ていたものが最近文庫化されてお手ごろ価格で入手可能になったので、早速購入。
 この作家、科学系のノンフィクションをたくさん書いている人である。かといって、それを読んでいる訳ではない。それでも、機会があれば、いくつかは読んでみたいと思っている。
 
 さて、中身であるが、偉大なる天才アインシュタインが、いかにして一般相対性理論を完成(?)させていったかを軸に、彼の人となり、そして彼を取り巻く人々や環境を描き出している。
 もちろん天才とは言え、アインシュタインもひとりの人間だったことがよく分かるし、確信はしていたものの相対論の一般化にてこずる姿も描かれる。
 
 後半は、アインシュタインの理論を元に、現在の宇宙論へ至る道がざっくりと描かれている。
 物理学と数学が切っても切れない関係にあることを有無を言わさず突きつける数式や図式が所々にあるが、それを完全に理解して読むことは、個人的には難しのであるが、それがわからないからといって先へ進めないというものでもない。
 
 肩の力を抜きながら、時々力を入れて読むといいのではないだろうか。後半の部分で、ホーキングが出てくるのだが、あまり好意的に書かれてないような印象で、それもまた面白い。
 手こずりながらも楽しめるノンフィクション。
 
 この後は、しばらく思うように書けないかも…。

テーマ:ノンフィクション - ジャンル:本・雑誌

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  • Author:KsbcKSBC
  • 不惑の年をとうに過ぎてしまったオヤヂのモノローグ
    日々是、思いのままにならぬことばかり。そんなオヤヂの日々。

    読んだ本、手に入れたCDからフライフィッシング、サッカーなんかについてだらだらと…。
    ちなみにMacユーザ歴は20年ですが、最近はめっきり…。

    読んでいただいてありがとうございます。せっかくですから、何か書いていっていただければ幸いです。
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