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E.ハート「アイルランドの柩」読了

Haunted Ground 年末休みの間に、エリン・ハートの「アイルランドの柩」(ランダムハウス講談社)を読み終える。重厚なカバーデザインがかなり好感触。
 まだ、Blogには書いていないのだが、タイ旅行中に読み終えたP.トレメインの「蜘蛛の巣」が、古代アイルランドを舞台にしたなかなかの好作品で、これもいけるかな…、という感じだった。

 
 世の中思い通りにはなかなかいかないもので、コイツはさっぱり…、私にとっては駄作。

 お話は、現代のアイルランドの荒涼たる湿地地帯で、数百年前の赤毛の女性の頭部が発見されるという、とてもとてもセンセーショナルな出だしではじまる。
 そして、その場所の近くでは、少し前に地主の妻子が行方不明になっていた…。

 当然、この二つを最終的に結びつける何かを期待して読み進めるのだが、どうもしっくり来ない。とにかく短い章だてで次々と、場面と描かれる人物が変わる。全然、落ち着いて読めない。

 登場人物の抱えるトラウマもストーリーの展開には、ほとんど関係しているようには見えない。さっぱり魅力のないお話。
 何から何まで表面的で深みが感じられない。
 アイルランドが好きで、そこに住む事にしたこの女性作家が、自分を投影させた人物を登場させたりして、ちょっとロマンチックな感じも出してみました的な雰囲気。
 
 事件は解決するのだが、中途半端な結末で、映画化かドラマ化を狙ったようなストーリー展開で、かなり安っぽい…。
 はっきり言わせてもらうと「くず作品」。時間の無駄だった。この作家の次の作品はないな。

 ここまでイヤな感じを持つ事はそうそう無いのだが、読中読後にこれほど不快に感じる作品も珍しい。
 色んなご意見もあると思うが、明らかに「ごみ」。

テーマ:ミステリ - ジャンル:小説・文学

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  • Author:KsbcKSBC
  • 不惑の年をとうに過ぎてしまったオヤヂのモノローグ
    日々是、思いのままにならぬことばかり。そんなオヤヂの日々。

    読んだ本、手に入れたCDからフライフィッシング、サッカーなんかについてだらだらと…。
    ちなみにMacユーザ歴は20年ですが、最近はめっきり…。

    読んでいただいてありがとうございます。せっかくですから、何か書いていっていただければ幸いです。
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