隆慶一郎「柳生非情剣」読了

柳生非情剣 一昨日の夜、隆慶一郎「柳生非情剣」(講談社文庫)を読み終える。近所の古書店で200円で購入、厚さからするとちょっと高かったかも…。
 この人の長編は、社会人になった頃にかなり読んでいたのだが、短編はほとんど読んでいなかった。「花と火の帝」を読んだのを機会に未読を減らしていく事にする。
 さて、内容はというとタイトルの通り、柳生の剣客を描いた短編集、基本的にはチャンバラ時代小説である。
 解説によると別々の雑誌に書かれたものだが、一冊にまとまられると、あたかも連作のような形となったということである。
 
 描かれる柳生の剣客は、連也斎・友矩・宗冬・十兵衛・新次郎・五郎右衛門の5人。どの作品もそれぞれの剣客の生き様を短い中に凝縮し、みな魅力的である。
 

 印象に残ったのは、友矩と将軍家光との関係を描く「柳枝の剣」、十兵衛の修業を描く「柳生の鬼」であるが、これは衆道とおなじみの人物というところで得したといったところだろう。実際は、どの作品も甲乙つけがたい面白さである。
 読後は、一体誰が一番強いんじゃ?!という気持ちになってしまった。
 
 本当に、この人の作品は理屈抜きに楽しめる。面白さにかけては力技を誇っている。
 今後も機会を見つけて、「柳生刺客状」などもゲットしてタイ旅行のお供としたいところである。
 
 ところで、ビートルズのLOVEについて本日発売の週刊新潮の広告に「ビートルズ新アルバムに「これは冒涜だ」の声」という記事が掲載されているようだ。
 やっぱり、あれは冒涜だよな、内容のいい悪いではなく、ビートルズの作品とは呼べない。

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    ちなみにMacユーザ歴は20年ですが、最近はめっきり…。

    読んでいただいてありがとうございます。せっかくですから、何か書いていっていただければ幸いです。
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