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P.ロビンスン「エミリーの不在〔上・下)」読了

Cold is the Grave 本日、ピーター・ロビンスンのバンクス・シリーズ「エミリーの不在〔上・下)」(講談社文庫)を読了。
 仕事が、ばたばたしているのと2週続けて釣りに行ったことで、予定より少し遅れての読了となった。

 しかし、講談社はボッシュといい、このバンクスといい、最近のミステリーの好シリーズを獲得しているなぁ…。
 でも講談社文庫の紙質は、あまり好きじゃないな。その上このシリーズのカバーの趣味もあまり良いとはいえない。やっぱりバンクス・シリーズは創元推理文庫のカバーが良かったと思う。
 ということで、ストーリー、娘トレイシーとのパリ旅行直前にしたバンクス首席警部に、天敵の州警察本部長リドルから家でした娘エミリーを探して欲しいとの依頼がある。不機嫌になりながらも、しぶしぶその依頼を受け、ロンドンへ。
 そこで、早々にエミリーを探し当てるのだが、彼女は良からぬやからとお付き合いをしているようで、戻る気は無い。
 と思っていたら、バンクスが宿泊中のホテルにナイトドレス姿で転がり込んでくる…。

 そんなこんなで連れ帰った、彼女がクラブのトイレで無残な姿で発見される。リドルから捜査本部長に任命され、捜査に当たるバンクスをはじめとする面々、それ以前に起こった別の殺人事件も絡んで事件の真相はまったく見えない。
 その上、以前関係のあった女性刑事が部下として戻ってきて、なにやら落ち着かない。

 本部長の妻や腐れ縁のロンドン警視庁のバージェス刑事、別居中の妻(なぜこうなったのかは、創元推理文庫以後の未訳数作で描かれているため不明、その分はいったいどこが出してくれるのか?)などなど多彩な人物が登場するのだが、散漫な印象はない。思いもよらなかった人物が犯人なのだが、解決としては後味の悪い結末かなぁ。

 でも、不調続きだったバンクスの私生活には、やや光明が見える最後となっている。
 相変わらず派手な展開は無いが、しみじみとくるシリーズだ。あとがきによると次作以降、どんどん暗い方向へいくらしい。

 次は、L.ノーフォーク「ジョン・ランプリエールの辞書」、なかなかの大作!

テーマ:ミステリ - ジャンル:小説・文学

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  • Author:KsbcKSBC
  • 不惑の年をとうに過ぎてしまったオヤヂのモノローグ
    日々是、思いのままにならぬことばかり。そんなオヤヂの日々。

    読んだ本、手に入れたCDからフライフィッシング、サッカーなんかについてだらだらと…。
    ちなみにMacユーザ歴は20年ですが、最近はめっきり…。

    読んでいただいてありがとうございます。せっかくですから、何か書いていっていただければ幸いです。
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