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M.コナリー「ラスト・コヨーテ」(上下)読了

 昨日、W杯TV観戦の合間をぬって、M.コナリー「ラスト・コヨーテ(上下)」(扶桑社ミステリ)を読み終える。

Last Coyote 恒例のボッシュ・シリーズ4作目。
 上司に暴力をふるって停職中のボッシュは、心のどこかに引っかかっていた母親が殺された約30年前の事件を調べ始める。

 この事件は、ある意味彼の存在自体に係わる事項なのだが、30年前に捨て置かれたように、彼の中でも同様になっていた。
 この事件の捜査に当たった2人の刑事、当時の判事、母の友人、ポンビキと当たるうちに過去の亡霊が姿を現し始める。

 引退した刑事を追ってフロリダへ、そこで次なる運命の女性ジャスミンにも巡り合い、帰路のラス・ヴェガスで事件の裏側に迫る情報を手に入れる。

 しかし、新たな展開が起こる、彼がやり込めた上司に意外な運命が…。そして、殺される直前の母親の思いとは何だったのか?

 母を陥れた人間たちに対する一つの結末が訪れるのではあるが、いつものようにもう一つの意外で悲しい結末が待っている。
 いつもながら、なにやら言葉にできない後味と余韻を残すシリーズである。

 これまでの中では、枝葉が少なく、ストレートな流れでシンプルといえばシンプルなストーリーだった。

 次は、目先を変えてSFにしようかと…、暫し待たれよ!

テーマ:ミステリ - ジャンル:小説・文学

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  • Author:KsbcKSBC
  • 不惑の年をとうに過ぎてしまったオヤヂのモノローグ
    日々是、思いのままにならぬことばかり。そんなオヤヂの日々。

    読んだ本、手に入れたCDなんかについてだらだらと…。

    読んでいただいてありがとうございます。せっかくですから、何か書いていっていただければ幸いです。
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