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生島治郎『あの墓を掘れ』読了

 少し前に読了も書けていなかったもののその二、生島治郎『あの墓を掘れ』(春陽文庫)。
 この前の『霧に溶ける』と一緒に西荻の盛林堂書店の100円本として購入したもの。
 初出は昭和46年(1971)のハードボイルド、退職警官志田司郎シリーズの第二作。ちなみに第一作は『追いつめる』なのだが未読。

 ある夜、スナックで出会った少女マサコは、睡眠薬ですっかり出来上がっていた。
 翌日、富豪天野から失踪した娘真沙子の捜索を依頼される…という失踪人の捜索というハードボイルドの定石。
 しかし、真沙子は何者かに連れ去られ、水死体となって発見される。

 捜索対象が死んでも終わらない志田動き、やがて欲が絡んだ人間たちの醜い争いが浮かび上がってくる。
 ちょっとばかし2時間サスペンスな香りも漂わないでもない。志田に絡む政治家の娘が、以外に味があっていい。
 時代?とはいえこの春陽文庫の表紙は、2時間ドラマ以上にいただけない。

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No title

「追いつめる」はいま読んでも強烈に面白い軽ハードボイルドです。「あの墓を掘れ」探しているけどなかなか見つかりません……。

アマゾンで買うよりは、やっぱり古本屋で出会わないとなあ(笑)
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  • Author:KsbcKSBC
  • 不惑の年をとうに過ぎてしまったオヤヂのモノローグ
    日々是、思いのままにならぬことばかり。そんなオヤヂの日々。

    読んだ本、手に入れたCDなんかについてだらだらと…。

    読んでいただいてありがとうございます。せっかくですから、何か書いていっていただければ幸いです。
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