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笹沢左保『霧に溶ける』(春陽文庫)読了。

 少し前に読了も書けていなかったもののその一、笹沢左保『霧に溶ける』(春陽文庫)。

 化粧品会社が主催の全国BG(ビューティーガール?)コンテストの最終候補にのこった5人の女性たち。
 しかし、最終選考が近づくと交通事故で入院、ガス中毒死、棚から落ちたテレビに頭を潰され死亡、あり得ない場所での窒息…。
 それらはすべてアリバイが成立し、密室であったりと捜査も困難に。

 ライバルが次々と脱落していく中、会社の社長と不倫関係中の静子だけが生き残る。

 最終候補の女性たちそれぞれが、何らか脛に傷もつ曲者ぞろいである意味魅力的である。
 そのうえ、1960年発表という時代背景の価値観や倫理観などが絡んでより興味深い。

 5人の間が”すくみ"状態とそれぞれの事件が不可能状態、多少の無理は、呑み込んで愉しむことがキモか…。
 しかし、春陽文庫のこのカバーは一体何を意味しているのか?中身と関係あるとは思えない。

 まだ、2冊書き残しあり。

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  • Author:KsbcKSBC
  • 不惑の年をとうに過ぎてしまったオヤヂのモノローグ
    日々是、思いのままにならぬことばかり。そんなオヤヂの日々。

    読んだ本、手に入れたCDなんかについてだらだらと…。

    読んでいただいてありがとうございます。せっかくですから、何か書いていっていただければ幸いです。
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