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河野典生『殺意という名の家畜』(双葉文庫)読了

 昨日は、盛林堂さんに「ルーフォック・オルメスの事件簿」をピックアップしがてら、ひさしぶりに西荻方面の古書店を巡って来た。
 ただ前日の腹痛のこともあり、各店駆け足で…。まあ、何事もなく帰宅。

 その後、河野典生『殺意という名の家畜』(双葉文庫)を読み終える。
 売り出し中の犯罪小説家岡田晨一(私)のもとに以前一度だけ関係をもった女優?星村美智子から会いたいとの電話がかかってくる。
 それを断ったが、美智子は郵便受けにメモを残し失踪する。
 行きがかりから美智子を探すことになる私。やがて美智子の背景を探るうちに高松で起こった焼身心中事件にたどり着く。

 初出は1963年、新幹線開通前の東京〜高松間の宇高連絡船での移動や新しい音楽としてのジャズ、そして新しいメディアとしてのテレビなどなど、それも含めて興味深い。
 特に、オーネット・コールマンの「Lonly Women」が取り上げられるあたりが、この著者の持ち味?

 この時代の作品は前にも書いているが、時代背景なども想像しながら読めて、とても愉しい。
 次は、結城昌治だ。

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  • Author:KsbcKSBC
  • 不惑の年をとうに過ぎてしまったオヤヂのモノローグ
    日々是、思いのままにならぬことばかり。そんなオヤヂの日々。

    読んだ本、手に入れたCDなんかについてだらだらと…。

    読んでいただいてありがとうございます。せっかくですから、何か書いていっていただければ幸いです。
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