日影丈吉『多角形』(徳間文庫)読了。

 昨夜、時々寝落ちしながらなんとか読み終えたのがこれ、日影丈吉『多角形』(徳間文庫)。
前に読んだ『非常階段』に引き続きの日影作品。

雑誌編集者の落合は、投稿された無名の作家の未完の作品を読んで、その舞台である伊豆へ。
そこでその小説の筋に合わせ、不明な部分を埋めるように事件が起こる。
物語は、落合とその後登場する地元新聞の記者、酸本が精神分析医に語った内容として展開する。

そこらあたりも虚実の境が曖昧する持ち味が発揮されている。
ただ、すこしばかり詰めが甘いのか、こちらが読みきれてないのか…。

終盤は、落とし所をうすうす感じながら読み進めることになった。
ただ、そこは『非常階段』同様にらしいといえばらしい。
初出は1965年。

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  • Author:KsbcKSBC
  • 不惑の年をとうに過ぎてしまったオヤヂのモノローグ
    日々是、思いのままにならぬことばかり。そんなオヤヂの日々。

    読んだ本、手に入れたCDなんかについてだらだらと…。

    読んでいただいてありがとうございます。せっかくですから、何か書いていっていただければ幸いです。
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