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ベン・H・ウインタース"ラスト・ポリスマン"3部作読了

Last_Polisman 一週間ほど前に読み終えていたのだが、なかなか落ち着かない状態で先送りになっていたベン・H・ウインタース ”ラスト・ポリスマン”3部作。
 『地上最後の刑事』、『カウントダウン・シティ』、『世界の終わりの7日間』(いずれもハヤカワ・ポケットミステリ)。

 舞台は、いつとも知れない近未来?の地球。ニューハンプシャーで刑事となった男ハンクが主人公の連作である。
 第一作は、マクドナルドのトイレで自殺したとみられる男の事件にあたる。ハンクは、殺人として事件の捜査するのであるが、世が世なだけに警察の熱意は低い。なぜなら地球は数カ月後に小惑星”マイア"との衝突でカタストロフを迎えるのである。

 2作目は、知り合いの女性からダンナを探して連れ戻してほしいと依頼されるハンク。これまた一人で事件に取り組む。

 3作目は、ある種の反政府?的グループに参加した自分の妹を探すたびに出るハンク。

 3作とも日に日に滅亡へ向かって突き進んでいるのであるが、思いのほか穏やかな日常の延長が描かれるが、流石に3作になると各所で多少アナーキーな状態もでてくる。
 とはいえ、そこらじゅうでパニックとなって…というようなことはない。

 終末へ向かうことを大筋受け入れながら、日々できる範囲で生きていくハンクや周囲の人々の姿が、淡々と描かれる。
 正直、どんどんエスカレートして破滅へ向かう恐ろしい世界を予想していたのであるが、基本は人間と家族を描く地に足の着いたミステリーである。

 もっと早く読みたかったのだが、古書で第2、3作を入手後、第一作がゲットできずにいた。後半、ちょっとバタバタで思いのほか時間がかかったが、評価に違わぬ作品だ。

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  • Author:KsbcKSBC
  • 不惑の年をとうに過ぎてしまったオヤヂのモノローグ
    日々是、思いのままにならぬことばかり。そんなオヤヂの日々。

    読んだ本、手に入れたCDからフライフィッシング、サッカーなんかについてだらだらと…。
    ちなみにMacユーザ歴は20年ですが、最近はめっきり…。

    読んでいただいてありがとうございます。せっかくですから、何か書いていっていただければ幸いです。
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