ヨハン・テオリン『赤く微笑む春』(ポケットミステリ)を読了

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一昨日の晩にヨハン・テオリン『赤く微笑む春』(ポケットミステリ)を読了。
この人のエーランド島シリーズも3作目。

いつもながら、じっくりとストーリーが進んでいく。舞台となるエーランド島は、静かな春を迎えるはずだった。
イェルロフ爺さんは、施設との決別し、石切り場そばの家に戻る決意をする。住人がなくなった家の周りだったが、近所に3組の都会者が越してくるが、その中の家族に事件が起こる。
話は、そろそろともう一つの家族の過去の話をはさみながら現実と幻想が入り交じるとまでは行かないまでも境が曖昧になりながらゆっくりと進んでいく。

殺人は起こるものの、ミステリーよりも文学的な香りさえ漂ってくる。センセーショナルに一気に展開することはないが、エーランド島の雰囲気を楽しみながら、時間をかけて読む作品。
いよいよ次作がフィナーレとか…?。

テーマ:ミステリ - ジャンル:小説・文学

ハーベスト名盤復刻シリーズ Third Ear Bandの3作

Third Ear Band 3 Titles


昨晩、もらったQuoカードを握りしめHMV新宿へ行ったのだが、買うつもりだったCDが1つもないという残念な結果。最近のHMVの後退具合は、哀しいほどのものがある。
とはいえ、GenesisのCharisma時代の初期4作がSHM-CD/紙ジャケ仕様盤の発売日、昔出た時に買い逃していたのでこれは買っておかないとということで、そのままタワレコ新宿へ移動して無事ゲット。

これまた買い逃していたEMIの「ハーベスト名盤復刻シリーズ」のThird Ear Bandの3作を勢いで購入した。これは、紙ジャケでこそないものの大嫌いなボーナストラックもなく、お手頃な1200円と大変良心的なシリーズ。
学生時代にアナログ盤で3作とも入手済みながら、CDの手軽さは捨てがたく…。

久しぶりに聴いたけれど、さすがに聴いた時間が夜中だったこともあり、軽く眠りに吸い込まれてしまった。昔聴いた時ほどの難解さは感じなかった。やっぱり唯一無二の恍惚サウンド。

このシリーズ、Kevin Ayersも気になる。

テーマ:本日のCD・レコード - ジャンル:音楽

玉川上水散策第6弾

首里乃家



日曜に玉川上水散策第6弾を敢行。せっかく暖かくなってきたかと思った所であったが、なんとこの日は真冬並みの寒さ、そのうえゴール手前で冷たい小雨が降りだした。

スタート地点の西武鷹の台に向かう前に腹ごしらえ。本当は、駅の北側の地下にあった四川料理のお店へ行くつもりが、違う店になってた。
その斜め向かいの担々麺屋さんをのぞくも、すごい煙草の匂いに退散。
以前行ったことがある駅南側の沖縄料理『首里乃家』へ。





鷹の橋

この日のスタート地点、鷹の橋から玉川上水の水面を望む。
少し寒いが、この時点では雨は降っていなかった。
約1時間半をかけて、一昨年最初に玉川上水を歩いた時のスタート地点小金井橋に到着。







小金井橋



この少し手前から冷たい雨が降り始めた。それもあって江戸東京たてもの園は、行けずじまい。
さあ、残りは最都市化の高井戸〜大木戸の2区間。




テーマ:どーでもいいこと。 - ジャンル:ブログ

F.v.シーラッハ『コリーニ事件』読了。

Eden Road

 昨晩、F.v.シーラッハ『コリーニ事件』(東京創元社)読了。
 ピリッと締まって無駄のない作品。いつものように極限までそぎ落とされた事実が、読むものの胸に迫る。

 財界の大物を殺してしまった老境に入ったイタリア系の男コリーニ。犯罪や不正に関わること無く機械組立て工としてまじめに働いてきた男がなぜ?その動機は、コリーニから語られることはなく謎のまま。
 彼の弁護を引き受ける新米の弁護士ライネン、殺された人物は、彼の親友の祖父だった。彼は、弁護士という仕事に情熱と誇りを持って臨み、担当を外れないかとの誘いも断る。
 やがて事件の驚くべき真実が明らかにされる。

 今回も現代ドイツ社会につきつけられた過去が切れ味鋭く描かれる。
 著者初の長編とはいえ、かなり短めで展開も文章もシンプル、それだけに衝撃は大きく深い。
 ドイツ本国でも大きな反響をよんだとか…、読むべし。

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  • Author:KsbcKSBC
  • 不惑の年をとうに過ぎてしまったオヤヂのモノローグ
    日々是、思いのままにならぬことばかり。そんなオヤヂの日々。

    読んだ本、手に入れたCDからフライフィッシング、サッカーなんかについてだらだらと…。
    ちなみにMacユーザ歴は20年ですが、最近はめっきり…。

    読んでいただいてありがとうございます。せっかくですから、何か書いていっていただければ幸いです。
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