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J.A.オールスン『特捜部Q 檻の中の女』読了

Kvinden i Buret

 ユッシ・エーズラ・オールスン『特捜部Q 檻の中の女』(ハヤカワ・ポケット・ミステリ)読了。 

 昨年出た時から、そのタイトルから勝手なイメージがあって、ちょっと敬遠していたが、その後も2作出てるし、評価も高い。  本作は文庫化もされたのであるが、駅前の古書店でポケミス版を発見、遂に手に取ることとなった。

 「特捜部Q」は、現場を厄介払いされた警部補カールを押し込めておくために用意された「コールドケース捜査班」といえば聞こえはいいが、彼とアラブ移民の雑用係アサドの二人だけのチーム。

 彼らが選んだ事件は、5年前に起こった美人政治家の失踪事件。失踪前後からの彼女の状況と現在の捜査の進展が交互に入れ替わり描き出される。これが、次への興味をかきたてる。
 さらに、特捜部Qの一癖も二癖もあるコンビが魅力的。

 まったく人気がうなずける、コンビそれぞれのことも気になり、次作以降も必読のシリーズ。
 久しぶりにブログを更新、やり方を思い出し思い出しで、ちょっと手間取った。

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A.インドリダソン『湿地』(東京創元社)読了

Myrin  昨晩、A.インドリダソン『湿地』(東京創元社)読了。
アイスランドといえば、まずは氷と火山そして音楽シーンを思い浮かべる。

とくに音楽は、Sigur RosやBenni Hemm Hemmやら良質のモノを輩出し、コチラとしても注目度アップ中でもある(Bjorkは生理的に無理)。

本題の『湿地』は、各所でも触れられているが、暗く思い雲が垂れ込めるアイスランドの空(見たことはないが)を思わせる。
一人の年老いた男の殺人事件が、過去の哀しい事件を浮き上がらせていく。

主人公の刑事も、殺された男を取り巻く人間たちも皆救いがないかのように、だが、淡々と描かれる。最期の一文に大きなカタルシスが…。

訳もよいのか描写も展開も文句なし。滲みる。

テーマ:読んだ本の感想等 - ジャンル:小説・文学

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  • Author:KsbcKSBC
  • 不惑の年をとうに過ぎてしまったオヤヂのモノローグ
    日々是、思いのままにならぬことばかり。そんなオヤヂの日々。

    読んだ本、手に入れたCDからフライフィッシング、サッカーなんかについてだらだらと…。
    ちなみにMacユーザ歴は20年ですが、最近はめっきり…。

    読んでいただいてありがとうございます。せっかくですから、何か書いていっていただければ幸いです。
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