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N.ピゾラット「逃亡のガルヴェストン」その前にI.A.ウルフ「死を騙る男」読了 

Galveston.jpg 読書の速度がアップして1週間で2冊読了、少しだけ落ち着いたということか。せっかくの好天ながら事情があって、先週からこの週末まで関西へ帰省中ということもあり、出かけずに過ごす週末となった。
 とはいえ、ベランダ農園の手入れはかかさずといったところ。

 さて、その読書であるが昨日ニック・ピゾラット「逃亡のガルヴェストン」(ハヤカワ・ポケットミステリ)を読了。巻き返し?に力をいれるポケミスの<新世代作家>3ヶ月連続のラストである。
 本作で新ポケミスも10作目のはず、そのうちの6作は読んだことになる(ランキンは、潜行期間の読了)。

 新世代作家ということで、本作が当然デビュー。ひとことで言うと「ノワール」。
 主人公ロイは、ニューオリンズのギャングで肺の調子が悪く、医者に見てもらったところガンとの診断がくだされた40歳。落ち込み加減のそんな中、ボスの命令で相棒と仕事の現場に赴いたところ…そこに待っていたのは頭への強烈な一撃だった。

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G.ブルックス「古書の来歴」読了 

People_of_the_book GW開けは、その分を取り返すような形になりがちであるが、今年はそれほどでもない。それもこれも、あの地震の影響があるのだろう。とはいえ、やっぱり落ち着かない状態。
 そのうえ、なにやら5月病のように目覚めがすっきりせず、夕方になるとダルい、これがGW直前から続いている。疲れが出てしまっているのか…どこかで一度リセットしたいと思う今日このごろ。

 そんなGWの前半にジェラルディン・ブルックス「古書の来歴」(武田ランダムハウス)を読み終えた。本作については、翻訳ミステリー大賞を受賞したことでその存在を知り、「ぜひもの」にランクイン、他の作品を差し置いて最優先となった次第である。

 著者は、オーストラリア人のピューリッツァー賞作家とのことで、本作は第3作。各所で絶賛され、女優C.Z.ジョーンズが映画化権を買ったとのことで欧米ではかなりの話題作のようである。
 

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J.テリオン「黄昏に眠る秋」読了 

tasogareni_nemuru_aki.jpg 4月になって落ちつくはずが細々としたことに躓いて、思ったよりも落ちつかない日々となっている。そういった状況下で読書には身が入らず、何冊かを途中でほっぽり出してしまい、なんとか読み終えたのがヨハン・テリオンの「黄昏に眠る秋 」(ハヤカワ・ポケット・ミステリ)というわけである。
 しかし、思いの外あの地震が、色んな形で生活に影響を及ぼしているようで本当にすっきりしないままで4月も終盤、GWを迎えようとしている。

 さて、「黄昏に眠る秋」であるが、これは前回書いた「二流小説家」に続く新生ポケミス入魂の新人作家ものの第2弾で英国推理作家協会賞最優秀新人賞を受賞したスウェーデン作家のデビュー作。

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D.ゴードン「二流小説家」、A.ルースルンド、B.ヘルストレム「死刑囚」読了 

niryushosetsuka.jpg 地震の余波は続くものの、被災地の厳しさを気には留めながらも変わらぬ日常にかすかな不条理も感じてしまう日々。
 年度末の山を越えたと思えたが、駆け込みの仕事がバタバタと入って思わぬ展開となっている。
 そんななか、読書は以前のペースにすこしづつ近づきつつある。先週末にデヴィッド.ゴードン「二流小説家」(ハヤカワポケットミステリ)を、その前には、A.ルースルンド、B.ヘルストレム「死刑囚」(武田ランダムハウス文庫)を読了。  そろそろ昨年10月の潜航宣言からの浮上もしつつといったところを目指したい、まだまだ数冊書いていない読了本はあるが、目の前の…ということで。

 まずは、D.ゴードン「二流小説家」、新装丁となったポケミスも順調に巻を伸ばしているが、どうやらニューカマーに力を入れてきているようで、この作家も新人ということである。
 いろいろな形で執筆活動を続けてきたようで、満を持して発表したのが本作、アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞候補作ともなった作品である。
 主人公のハリーは、ポルノ雑誌のライターやら中途半端なミステリ、エロいSFやヴァンパイアものなどをいくつもの筆名で執筆する二流小説家。そんなハリーに獄中の連続殺人犯から告白本の執筆依頼が舞い込んでくる。
 その依頼に飛びついたのが、彼のマネージャクレアとはいえ彼女は、彼がアルバイトで家庭教師をつとめる金持ちの女子高生であるが。

 殺人鬼ダリアンは、ハリーに自分のファンの女性と会い、その女性を登場させた短編を書くように指示、女性たちにインタビューを試みるハリーであったが、合う端から女性が獄中の殺人鬼と同様の手口で殺されてしまう。
 そのうえ、以前の被害者の遺族からは「作品」の執筆を止めるようにいわれる始末、しかし被害者の双子の妹は、執筆を続けるようすすめるのであった。

 当然、ダリアンが真犯人なのか、それとも別に犯人はいるのか?新たな殺人は、いったい誰の犯行なのか…?ダリアンを捕らえたFBI捜査官やら、ダリアンの弁護士やら、そのアシスタントやら被害者のダンナやらが絡んできて、話は複雑な様相を呈してくるのであった。

 その連続殺人鬼という言葉の印象とは裏腹に思いのほか軽い展開で、やや肩透かしを喰らうが、やがて明らかになる真相は意外で、なかなかストーリー巧者ではあることは間違いない。
 ただ、間に挟まれるハリーが書いたハードボイルドやSFの架空作品がいるのかどうか疑問だし、前半のハリーと周りの人物とのやりとりもそんなにページは必要ないのではなかろうか…。
 もっと、ダリアン的なものを中心してもなどと…考えると、それこそ平凡な作品にとどまったのか…。まあ、十分楽しませては貰った。

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P.トレメイン「死をもちて赦されん」読了、その前はF.J.パルマ「時の地図」 

fidelma5.jpg 実は、これは2週間前に書きはじめたのであったが、途中で挫折したままになっていたもの。名古屋絡みの仕事がほぼエンディングを迎えたことで、少しばかり余裕が出たこともあって、完成ということになった。まあ、この後も数冊読んではいるのだが…。

 年度末が近づき納めの季節ということもあって仕事が重なるというのが、当たり前となったこの頃ではあるが、今年は一層キツイ日々。正直、体力的にも精神的にもつらい様態である。
 はてさて、この先どうなることやら…ちょっと気分転換しないとねぇ。いままでで一番の年だ。

 さて、そんななかP.トレメインのフィデルマ・シリーズの新刊「死をもちて赦されん」(東京創元推理文庫)が出たので早速購入。10日の帰りの電車内で読了。
 現実を離れるつかの間の一時、古代アイルランド、いや今回はブリテン島にタイムスリップ。

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久しぶりの読書記録はI.ファルコネス「海のカテドラル」<上><下> 

Cathedral_del_mar 昨年9月から仕事プレシャーが続いている。ほんの気持ちその圧力が弱まってはいるが、次なる圧力がかかってきたりで余裕はあまり生まれていないのが現状だ。
 年末は、自宅作業を少しと年賀状作りで主に自宅で過ごしたが、プリンターの故障でプリンターの買い替えまでしなければならなかった。

 年始は、2日にラグビーの大学選手権の観戦に国立まで出かけ、帝京大学のラグビーに熱いものを感じさせてもらったりで、なんとなくほっこりと過ごすことができた。

 そういったなか、久しぶりの読書記録である。昨年のプレッシャーのはじまりから読書をまったくやめていたわけではない、記録を書いてこそいないが、「愛おしい骨」、「最後の音楽」、「死角」の話題作をはじめ「ウラジオストクから来た女」など10作ほど読んではいるのだが…。その辺は追っかけどっかで書いていこうと思っている。

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P.G.ウッドハウス「それゆけ、ジーヴス」読了 

carryonjeeves.jpg 連休前の金曜の帰りの電車で、P.G.ウッドハウスの英国ユーモア小説"ジーヴス"ものの第3弾(あくまでも国書刊行会が出してるシリーズで)の「それゆけ、ジーヴス」(国書刊行会)を読み終えた。
 ここのところわりと重めのミステリーが続いていたこともあって積ん読状態が長くライト目の本作を選んだ次第である。とはいえベニオフの「卵をめぐる…」が重すぎることは無かったのではあるが…如何せんテーマがテーマだけにねぇ。

 これは、以前に駅前のBook ◯ffで1050円で入手しておいたもの、積ん読の熟成具合も十分で満を持しての投入である。
 「ジーヴス」の雛形になった作品をウッドハウス自ら手を入れて、バーティーとジーヴスものに仕立て直した作品もありで、ストーリーとは別のところでも興味深いところである。

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D.ベニオフ「卵をめぐる祖父の戦争」読了 

city_of_thieves.jpg ビンボウヒマなしとはよく言ったもので、儲かっているわけでもないのにバタバタとしている。出入している会社も売上さっぱりで来年度はどうなってしまうのやら…といった状況である。
 とはいえ目の前にある受けた仕事は、できるだけよい形で進め納めねばならないことに変わりはない。

 そういった日々ではあるが、読書の方は比較的快調。昨晩、ベテランの方の送別会からの帰りの電車にてデイヴィッド・ベニオフ「卵をめぐる祖父の戦争」(ハヤカワ・ポケット・ミステリ)を読み終えた。
 これは、新装なったポケミスの第一弾作品、発売日に書店で一度手にとったが、装丁はもちろんあらずじもこれまでのポケミスとはちょっと違った印象もあったりで見送っていたのであるが、これまたいつものsugataさんから“いい冒険小説”とのアドバイスをいただいた。

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H.マンケル「五番目の女」読了 

lden_femte_kvinnan.jpg 9月にはいっても変わらず暑い日が続いていたが一昨日の台風一過、一気に秋めいた空気が漂いはじめた。
 今日は集中を要する作業のため電話やらなにやらで邪魔のはいらない自宅作業をすることにした。涼しいというほどでもないが、エアコンを入れる必要もない感じで何とか目標地点まで到達したので、これを書いている。

 そういえば、昨年の後半からこのブログも読書+その他といった感じのブログになっている、がしかし、気持ち的には他のことももっと書きたいのは山々である。なんとなく気ぜわしい日々で、じっくりと腰を据えて書きたいCDネタなどもう入手したCDを順次と考えていたことが嘘のような状態となっている。
 まあ、できるだけ書いていくしかないかな…と思う今日この頃である。

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J.ダニング「愛書家の死」読了 

the_bookwomans.jpg 先週の群馬出張は暑いには暑かったが、予想よりもしのぎやすくなんとかかんとか乗り切ることができた。仕事の現場は富岡市だったのだが、どうやら泊まれるビジネスホテルが無かったようで、宿泊は高崎市。
 現場とホテルの往復だけで、富岡という町についてはほとんどわからないままの3日間だった。

 週末は、出張期間中に宙ぶらりんになっていたことを自宅作業、相変わらずすっきりと休める週末とはならなかった。で、そんな先週の金曜に久しぶりのジョン・ダニングの古書探偵ジェーンウェイもの「愛書家の死」(ハヤカワミステリ文庫)を読み終えた。
 久しぶりということで確認してみると前作「災いの古書」の読了が2007年8月なので、まる3年ぶりということになる。

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