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J.トンプソン『血の極点』(集英社文庫)読了

先日、古書店でゲットしたJ.トンプソン『血の極点』(集英社文庫)を読了。

フィンランド警察カリ・ヴァーラシリーズの最終巻。最終巻と書いたが、話が終わったわけではない。トンプソンが急死したためこれが最終となった次第である。

今回も弱きを助け、法の隙間と敵の弱みを突いた攻めでフィンランド社会の悪を挫くヴァーラたちであった。
ただ前作までの流れを引き継ぐ展開が長い。今回のお話がなかなか始まらない、そのうえ解決までが思いの外タンパクなので物足りない。

ゆくづく、いよいよヴァーラが警察官として本格的に法で裁けないヤカラを切りまくる立場になって…というところで次作がのぞめないのが残念。
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Van der Graaf Generator "Do Not Disturb" アナログ版

DoNotDisturb_LP


 7月にUKのBurningshedにプレオーダーしていたVan der Graaf Generatorの新譜”Do Not Disturb”アナログ盤が、金曜に到着。
 9月27日に発送したとのめーるがあり、発売日(9月30日)から遅れること1週間での到着となった。もう少しかかるかな…と思っていたが、嬉しい誤算。
 CDとアナログ盤のどちらにするか悩んだが、今回はアナログとした。しか〜し、なんとCD盤に選べ、"Forever Falling" "Shikata Ga Nai"の2曲少ない内容で少し残念な気もする。

 アナログ、CDのどちらがメンバーの目指した形なのかが不明のため、アナログで良しとする。それに未収録2曲はすでにYou Tubeにて確認済み。

 昨晩、デジタイズ実行したが、DL103のカートリッジとシェル周りのアースがきちんとしてないようでノイズがのっていた。
カートリッジセットをMC10に変えて再デジタイズ、サウンドはいつもながら力強くかつ繊細。どの曲もVdGGにしか出せないサウンドで唯一無二の音世界、恐るべきロック爺3人組は未だ健在、VdGGのGGはロック爺のGGか(笑)。


日影丈吉の『幻影の城館』(河出書房)読了

 ここ何年か読書のしかたが変わってしまった。以前はつかれていても寝る前のや電車の中での読書が気分転換だった。
 しかし、今では布団に入って本を広げるとすぐに睡魔が襲ってくるし、移動中の電車の中もなんとなく周りの会話や音が気になってしまう。

 昨晩、久しぶりの日本人作家日影丈吉の『幻影の城館』(河出書房)を読み終えた。さまざまな時代の作品全11編収録の河出書房オリジナルの傑作選。
 どの作品も日影節というか、独特の不思議な感覚に包まれた作品が並ぶ。最後にドキッとさせる「オウボエを吹く馬」に始まり、あるときはノスタルジー、そしてあるときはエロティシズム、そして謎解きと著者のさまざまな面が楽しめる。

 幾つかの作品集を読んでいるが、どの作品未読、この一週間忙しいなかでも楽しめた。
 もう一冊、日影集が出ているようだが、そちらは既読作品が多そうだ。

地下鉄駅ビルのツバメの巣

 赤坂見附駅入口にツバメの巣を発見。
 雛はほとんど大人、そうなるまで気が付かなかったのは、その場所のせいもあるが、毎日うつむき加減で歩いていたのかも。

 階段を上がっている時、ふと目線をあげたら視界を横切る素早いものに気がついた。
 慌ててその軌道の起点を見てみると…。
 親切な駅員?か、ビルの管理者のおかげで巣の下には板があてがわれている、ひょっとすると糞の落下を防ぐ意味もあるのか?

 間もなく巣立ちといった感もあり、元気に旅立ってほしい。

初の東京競馬場

  土曜は初めての府中東京競馬場へ。何をしにいったかというと「競馬セミナー」なるものを受講に…。
 競馬そのものに興味はないが、連れ合いが一度ぐらいということで応募したら当選したとのことで、同伴者が必要ということで参加。

 昼食後の開始で喉の薬の効果もあって眠々な状態でスタート。競馬の歴史、JRAと地方競馬の違いやらから馬券の種類、さらには「競馬エイト」の見方まで教えてくれる。
 最後は、東京競馬場で開催の11,12レースの馬券体験購入。まんまと外れてしまった。
 その後は、パドックやらのバックヤード見学付き。

 来週は、ジャケット・ネクタイ着用で「貴賓室」でお食事付きとか…。体調不良でガンバって行ってみましたが、来週は体調を整えて臨みたい。
 なかなか新鮮な体験だった。

さくら三連発

 










 いよいよ桜の花も終わり、先週の日曜から週中の水曜まで桜にかかわった週となった。日本中のあちこちで先週は多くの人々が桜で盛り上がったことは間違いない。

酒を嗜まないので桜の下で一杯というのはついぞやったことがないし、どういうわけか誘われたこともない。とはいえ、桜の花が嫌いということもない。
 そこらじゅうに植えられた桜の木々が、イッキに薄ピンクの花を咲かせる姿は、きれいだ。そのかわり、その下にひかれたブルーのシートやゴミ箱にあふれる白いゴミ袋なんかはちょっと…。まあ、一年に2回程度の土日のことと思えば、しょうがないか。

 で、先週日曜の善福寺側沿いの桜、仕事で行った兼吉の丘からの尾道千光寺公園そして岩国錦帯橋の桜さん連発。

M.ヨート&H.ローセンフェルト『模倣犯』<上><下>読了

 毎年のごとく年度末から年度初めにかけては、バタバタで終始。当然、読書も気持ちよくはかどらずとなっている。先週、半月をかけてなんとか、M.ヨート&H.ローセンフェルト『模倣犯』<><>を読み終えた。
 面白いには違いないのだが、なにせ気持ちが小説世界にじっくりとはいかず、ちょっと読んでお休み…を繰り返す状態が続いた。なんとか下巻に入って、展開も激しくなるし、コチラも少し気持ちが入ってスピードが上がった。
 
 嫌キャラのセバスチャンが、名を挙げるきっかけとなった連続殺人事件の手口を真似たと思われる事件が発生。元の事件の犯人ヒンデは服役中で実行は不可能だ。
 セバスチャンはクビになったはずの捜査チームに押しかけ復帰、事件解決に取り組む。
 前作で明かされた衝撃の事実?が、展開のキーにもなっているので、ネタバレになるためアレコレ書けない。
 「ヴァランダー」や「The Bridge」の人気TVドラマの脚本を担当しているだけあって、読み気をつなげるところは流石だと思わせる。
 ラストも次作?へのブリッジも配置されて、次が待ち遠しい憎らしいエンディング。
 
 読んで損はないが、前作から読むのが必須だ。

P.ルメートル『悲しみのイレーヌ』(文春文庫)を読了

 今日は、昼間に荻窪の回転寿司へ(笑)意外や意外、リーズナブルで思ったよりもうまかった。

 ところで、先週のうちにP.ルメートル『悲しみのイレーヌ』(文春文庫)を読了。年末から年度末にかけてのバタバタで読書エンジンは出力不足でスピードダウン中。
 本作も思いのほか時間がかかってしまって、作品自体のテンポを体感できないままになってしまった。
 とはいえ、内容は文句し。まあ、『アレックス』を読んでいるので分かってしまっている部分もあったり、なんとなくコイツじゃね…と思ってしまったりするのであるが、過去のミステリーに対する思いも盛り込まれて、ニンマリしたりする。

 できれば『アレックス』より本作を先に読むことをお薦めする。

F.v.シーラッハ『禁忌』読了

 先週のうちにフェルディナント・フォン・シーラッハの『禁忌』(東京創元社)を読了。
 通常のミステリと呼ぶには無理のある展開であるが、事件が起こり、裁かれる者、裁く者、弁護する者が登場する。

 主人公?エッシェンブルクは、貴族の末裔で特殊な色彩感覚を持った写真家である。前半は彼の生い立ち、その後は検察、弁護士、裁判の経過が描かれる。
 もちろん事件が起こり、エッシェンブルクは逮捕され、自白し…という展開。
 何かを書くとネタバレになりそうなのでここまでとする。

 相変わらずするどくシンプルな文章、原文もそうなのだろうが、翻訳の酒寄さんの力もあるのだろうと毎度痛感する。
 当然、エッ?となるような結末も…難解といえば難解、シンプルといえばシンプル、今回もシーラッハの罠に嵌まるのであった。

Music Airなるチャンネルが充実

 契約中のケーブルTVにMusic Airなるチャンネルがあるのだが、これがなかなかいい。
 これまで、視聴可能な音楽専門チャンネルは、Jpopやダンスミュージック中心で見る気にもならないものばかり…と思っていた。当然、視聴数が圧倒的にそちらのほうが多いと思われるのでしかたがないとおもっていた。

 たまたま昨日、チャンネル送りの途中にこのチャンネルでT.Monkの映像に遭遇、そのままその後のB.Evans、そしてFrank Zappaのドキュメンタリー(全部を見る元気はなかったが…)と充実の展開。
 これまでの音楽チャンネルでは考えられないラインナップ、スタンダードなジャズものはもちろんだが、Zappaはちょっとすごい。見入ってしまった。

 本日もマドンナのドキュメントはともかく、S.RollinsやらM.Roachやら…シブい。深夜あたりにはZeppの特集やCreamの再結成ライブ等々充実ぶりがタダ事ではない。

 ネットの番組表を見ると明日は、22時にBeatlesのUSAドキュメント、続いてKraft Werkのドキュメントとさらに明後日はThe Whoの特集と流行りモノだけではない番組が入っている。
 以前のようにムキになって深夜までという気持ちはないが、ちょっとばかし録画装置のないのが残念になった(録画してまでは見ないけど)。

 さすがにオッサン向けの音楽チャンネルも必要だということ気がついてもらったのはいい傾向かもしれない。

ベン・H・ウインタース"ラスト・ポリスマン"3部作読了

Last_Polisman 一週間ほど前に読み終えていたのだが、なかなか落ち着かない状態で先送りになっていたベン・H・ウインタース ”ラスト・ポリスマン”3部作。
 『地上最後の刑事』、『カウントダウン・シティ』、『世界の終わりの7日間』(いずれもハヤカワ・ポケットミステリ)。

 舞台は、いつとも知れない近未来?の地球。ニューハンプシャーで刑事となった男ハンクが主人公の連作である。
 第一作は、マクドナルドのトイレで自殺したとみられる男の事件にあたる。ハンクは、殺人として事件の捜査するのであるが、世が世なだけに警察の熱意は低い。なぜなら地球は数カ月後に小惑星”マイア"との衝突でカタストロフを迎えるのである。

 2作目は、知り合いの女性からダンナを探して連れ戻してほしいと依頼されるハンク。これまた一人で事件に取り組む。

 3作目は、ある種の反政府?的グループに参加した自分の妹を探すたびに出るハンク。

 3作とも日に日に滅亡へ向かって突き進んでいるのであるが、思いのほか穏やかな日常の延長が描かれるが、流石に3作になると各所で多少アナーキーな状態もでてくる。
 とはいえ、そこらじゅうでパニックとなって…というようなことはない。

 終末へ向かうことを大筋受け入れながら、日々できる範囲で生きていくハンクや周囲の人々の姿が、淡々と描かれる。
 正直、どんどんエスカレートして破滅へ向かう恐ろしい世界を予想していたのであるが、基本は人間と家族を描く地に足の着いたミステリーである。

 もっと早く読みたかったのだが、古書で第2、3作を入手後、第一作がゲットできずにいた。後半、ちょっとバタバタで思いのほか時間がかかったが、評価に違わぬ作品だ。
Profile

  • Author:KsbcKSBC
  • 不惑の年をとうに過ぎてしまったオヤヂのモノローグ
    日々是、思いのままにならぬことばかり。そんなオヤヂの日々。

    読んだ本、手に入れたCDからフライフィッシング、サッカーなんかについてだらだらと…。
    ちなみにMacユーザ歴は20年ですが、最近はめっきり…。

    読んでいただいてありがとうございます。せっかくですから、何か書いていっていただければ幸いです。
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